人気ブログランキング | 話題のタグを見る

最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

はじめての大腸がん検診

 私自身は、予防医学的な体の検査がもともと嫌いで(もっとも好きな人はないでしょうが)、なるべく最小限にして避けてきましたので、病気で通院した際の血液検査以外には、インフルエンザの予防注射もしたことがなく、大腸がんの検診(便潜血反応検査)もこれまで全くしたことがなかったのですが、今回はじめて経験することになりました。
 この半年くらい前から、どうも調子が悪いことはわかっていましたので、今回は思い切って検査しようと考えたのですが、あたりの人に聞いてみると、案外に検診した方が多く、結果が陽性になって精密検査まで行った人が少なくないことも聞いて驚いた次第です。
 10月9日と10日に便を採取して病院に持参し、血液の採取もしてもらって、その結果は15日午前の診察時に開示ということになりました。少し大げさですが、この日が運命を分ける判決宣告の日であると思うと、それまでの数日間は気分が落ち着かず、しかし表面的には平静に平常の業務は処理しました。ただし、おそらく結果は陽性であり、精密検査に移行するであろうことを予測して、その日以降の当分の用件についてはすべてペンディングにしてしておきました。
 15日の朝は、緊張して病院に向かいましたが、医師の前に出たときは、もう覚悟を決めていました。ところが、結果は何と陰性ということで、安心感とともに何か拍子抜けの感を憶えました。もう帰ってよろしいといわれてみると、やがて気分は転換し、もう明日からの用件が復活することになったのです。 ただし、血液検査の方は、いったん下がったコレステロールの値がまた元の数値にもどっている点に、あとから気がつき、なお問題が残ることになりました。しかし、ともあれ、もうしばらくは何とか現状を維持できそうです。
by nakayama_kenichi | 2008-10-18 10:34