今年の8月
2008年 08月 01日
それにしても、最近は年々暑さが厳しくなってきていることは事実です。最低気温が27度、最高気温が35度という日が続くのも、今では異常でなく普通というのですから、どこかおかしいはずです。突然起こる異常気象を思わせる現象を含めて、「地球温暖化防止」の問題こそ、最優先の課題として衆知を集める必要があります。私自身は、自動車社会から自転車社会への転換を訴えていますが、自転車通行が新たな危険につながる日本と比べて、現にオランダでは自転車の専用道路が整備されていると聞きます。
さて、今年の8月は、郷里への墓参りや、刑法読書会と日弁連刑事法制委員会の合宿研究会など、夏に恒例の行事のほか、今年は、大津のマンションに引っ越しましたので、びわ湖の花火大会(8月8日)という新しいイベントが加わりました。マンションの15階から見るびわ湖の花火というのは今からの楽しみです。
一方、研究課題の方は、「佐伯博士の刑法思想と『日本法理』」も脱稿し、レヴィジオンの校正も一応終わっていますので、依頼されている2つの原稿(いずれも難しいもの)を何とか仕上げる努力をするほかに、かつての『概説刑法』や『刑法入門』に手を入れて「新版」を作る準備に何とかとりかかりたいと考えています。その成果のほどは、9月に報告したいと思います。

