日本刑法学会60周年
2008年 05月 17日
今から60年前といいますと、1948年(昭和23年)ということになり、敗戦直後にまで遡るのですが、私自身は、1955年(昭和30年)くらいから参加していますので、それ以前の創立時の詳しい事情は知りません。ただ、私が刑法学会に出るようになった頃のおぼろげな記憶では、牧野英一、木村亀二、瀧川幸辰、小野清一郎、植松正、斉藤金作などの諸博士が創立時の中心メンバーであったように思います。ただし、佐伯千仭博士は当時はまだ学会にはお見えでなかったように記憶しています。
現在、95歳になられている団藤重光先生が、当時は35歳だったという計算になるとしますと、刑法学会の創立時がいかに古い時代であったかが想像できるというものです。平場、平野先生などは、当時はもっとお若かったはずですが、もう亡くなられています。
今回も、松尾浩也さんが見えていて、挨拶をされましたが、私の方が1つ年長ですから、すでに大正生れの方が見えない会場では、どうも私が最年長ということになりそうで、あらためて年の経過の早いことを実感しました。来年は東京(明治大學)で学会が開かれるとのことですが、いつまで出られるか神のみぞ知るということになります。

