乾長昭翁之碑
2008年 04月 22日
神主による修祓の儀の後、除幕が行われ、和歌と碑文の朗読の後、再び神主による降神の儀、祝詞奏上、昇神の儀、代表者による玉串奉奠、3名の女性による詩吟朗詠と続いて、挨拶、祝辞という順序で、約1時間の除幕式が無事に終わりました。
碑文の表示は以下の通りです
乾 長 昭 翁 之 碑
大正年代より郷民達の敬愛の念篤く昭和二年仙崖荘を
造営し永年に亘り神・仏・儒教を説き後年若狭の賢者
と称賛され今も尚遺徳を偲ぶ
永年風雪に耐えた同荘も疲弊甚だしく解体するも遺訓・
遺跡など末永く継承し管理する
平成二十年四月吉日 顕彰会
集まられたのは、約30名に及び、そのほとんどがかつての乾長昭翁の講義を仙崖荘で聞いた門人達の子孫に当たる方々で、今でもなお親が受けた遺徳を決して忘れず、自発的かつ献身的に「仙崖荘」跡地に集い、心をひとつにして石碑の除幕式に結集するという姿は、ほかに類例のない位に感激的な場面で、嬉し涙を共にした次第です。
