ユニークな結婚式
2008年 03月 31日
結婚式の方は、ホテル内のキリスト教会場で行われ、この方は、昨年の経験もありましたので、気持ちよく参列しました。賛美歌の静かな歌声とともに、牧師のやさしく穏やかな物腰が印象的で、新郎・新婦とも晴れやかで落ち着きがありました。
披露宴の方は、別室で行われましたが、媒酌人はなく、司会の友人が開会の挨拶をし、乾杯が終わってからは、新郎・新婦が最初にあいさつをした後、自分達が披露宴の進行役もつとめるというところに、第1のユニークさがありました。
普通は、披露宴の参加者はお互いを知らないのが一般ですが、配布された資料(「ご来賓のご紹介」)には、参加者の名前とともに、新郎または新婦との関係までコメントされており、自分達の自己紹介欄には仕事や趣味や自己評価などを記載し、最後に2人の写真がついているという用意周到さに、第2のユニークさがありました。
私は、最初に祝辞を述べましたが、新郎と新婦の両方をともによく知っている関係にあることはめったにないことで、二重に嬉しいこと、新郎・新婦が積極的に披露宴の進行をアレンジされるという率直なアイディアに感心したことなどを申し述べました。
最後に、新婦のお母さん(81歳)が登場され、新婦からお母さんへのお礼とともに、お母さんからの心のこもった娘へのアドバイスや参会者へのお礼の言葉が、その満身の嬉しさをあらわす笑顔とともに、参会者の胸を打ったのです。これが第3のユニークさです。
年の差を越えて、新郎・新婦がユニークで素敵な新家庭を築かれることを祈ってやみません。

