亡妻の遺品の整理
2008年 02月 01日
亡妻の衣類などの遺品の整理については、私自身ではどうにもなりませんので、カナダから一時帰国中の娘に任せ、私も手伝うことにしましたが、丸一週間ほどかかって、ようやく一応の整理ができました。
他人によって再利用可能なものと、不要物として処分するものとに分類することが最大の課題でしたが、思い切ってゴミとして廃棄処分にしたものが想像以上に多くなり、この廃棄処分の方にも多くの時間と労力を費やしました。この作業はまだ続行中です。
次は、再利用可能な衣類や雑貨類などですが、この方も、着物や服地を含めて膨大な量に達し、長年の間によくもまあこれだけ買い貯めたものだなあと驚いた次第です。問題は、これらをリサイクル可能なものにする方法ですが、幸いなことに、娘が個人的にも関係していた「大阪水上隣保館」(1931年に大阪湾の水上生活者の救護施設として開設され、現在はこの近くの山崎町の山上に位置する、恵まれない児童・子供のための総合福祉・養護施設)に全部引き取ってもらうことにしました。この隣保館は、毎年バザーを開いて、拠出された物品を展示し、収益金を施設の運営費に充填するという仕組みになっています。
さっそく、隣保館に連絡し、引き取りに来てもらいましたが、小さなトラックでは足りず、大きなトラックに乗せて、運んでもらいました。おかげで、家の中は広く軽くなった感じですが、亡妻も自分の遺品がまとめて隣保館に引き取られ、誰かにまた再利用してもらえる機会が出来たことをきっと喜んでいることと思います。

