瀧川ゼミ生の会(3回目)
2007年 12月 10日
昨年の2006年は休会となっていますが、これは私自身が家内を亡くした後という事情もあり、やむなく中断しました。そして、残念なことに、2004年の会に参加して頂いた、熊谷栄子様(瀧川先生の次女)も、2006年の9月に亡くなられ、もうゼミ生の会にご出席頂くこともできなくなりました。
今年の2007年12月には、結局、5名という小規模の集まりになりましたが、すでに何回も出ておられる親しい友人同士で、まるでかつての学生時代に戻ったように、心をときめかせて、なごやかに昔話に花を咲かせました。体はすでに80歳前後になるのですが、心はまだ純情な青年のようで、しかも当時はほとんど少数であった女子学生が、このゼミには1人、いまだご健在なのも嬉しいことです。
瀧川先生は、その後、総長になられたこともあって、瀧川ゼミとしては、私どもが最後なことは分かっているのですが、私どもよりも古い学年にも、先生が指導されていた大学院生は何人かおられたものの、なぜか学生のゼミは存在しなかった模様で、これも歴史的には謎の一つです。
瀧川先生は、すでに当時かなり年配だったと思いますが、ゼミ生には意外に親切で、今回集まったゼミ生にも、山科のご自宅まで訪問を許された経験を持っている者が多く、とくに先生はフェミニストでしたので、女子学生は大事にされるという恩恵にあずかったようです。
結局、「瀧川ゼミ」というのは、28年度の私どもが最初で最後ということではないか、その意味では貴重な存在ではないかと思われます。
また、来年も、12月の第2日曜日に同じ場所で再会することを約して、別れました。