教え子の消息
2007年 10月 07日
私は、いくつかの大学で講義をし、ゼミも担当してきましたので、教え子たちが多く、その消息が気になります。とくに、大学を出てすぐに就職した以外の人で、大学院で勉強し、あるいは司法試験などの資格試験に挑戦している人たちの苦労とその結果には、無関心ではいられません。
今年は、初志の貫徹を目指してかなり長く苦労した結果、所期の目的を果たしたという知らせがいくつか舞い込みました。嬉しい限りです。
1人目は、大阪市大時代のゼミ生で、苦労して大学院生活を過ごし、ようやく東北地方の大学の教員に採用されたという男性で、その全力投球と真剣な努力が報われた例として賞賛に値します。
2人目は、立命館大学法学部の社会人入学から出発し、医療に関心をもって大学院で論文を書くのに長く苦労した結果、ようやく岡山の看護系大学に就職が決まり、すでに働いている女性で、長年の努力と実務経験がきっと生かされるであろうことが期待されます。
3人目は、これも立命館大学法学部を卒業した後、司法試験を目指していた女性で、中央大学の法科大学院を終了後、今年見事に合格し、いち早くメールが届きました。私もいろいろアドバイスはしましたが、本人の努力に火がともって、輝いている感じです。
そのほか、立命館大学でのかつての教え子が、時々自宅を訪問して援助してくれるのはまことに有難く、最近は、名古屋に嫁いでいる教え子とも連絡がとれて、久しぶりに再会し、なつかしい昔話をしました。
この機会に、かつてのゼミ生や受講生から近況を知らせる連絡を待望したいと思います。

