新人弁護士の入所
2007年 10月 04日
不思議なもので、彼が入所してから、事務所の雰囲気が明らかに変わったことを実感しています。若い人材の入所によって、事務所全体に変化が生じ、明らかに若返ったという効果を発揮しています。
私は別格で80歳ですが、伊賀氏は59歳、笠松氏は53歳、そして梁君が35歳というのですから、バランスのとれた年齢構成だといってよいでしょう。
私自身は、年齢には関係なく誰とも付き合っていける方なのですが、最初から梁君のことが気に入り、何でも遠慮なく話し合っています。能力があるのはもちろんですが、礼儀作法も心得たサービス精神の持主で、貴重な人材です。最近は、いわゆる経営弁護士事務所を希望するものが多いといわれている中にあって、彼はあえて市民のための弁護士事務所として、この事務所への入所を積極的に希望したのです。
過日、梁君の歓迎会があったのですが、午後6時からの予定が、事務所の担当事件に関する予想外の事務処理が長引き、結局、料理店に全員集合したのが9時前となり、おかげで帰宅がずいぶん遅くなりました。定刻主義者としては、遺憾といわざるを得ませんが、予想しない緊急状態としてやむをえないと納得しました。
私自身は、ほとんど弁護士の仕事をしていませんが、今、危険運転致傷罪に関わる刑事事件の弁護団に加わって、かなり熱心に弁護活動をしています。目撃証人に対する補充質問も始めて経験しました。
事務所としては、来年、市民と対話する公開の集会を開く予定とのことです。事務所の発展を応援し、とくに梁君の成長を期待したいものです。