こんぴらさんの785段
2007年 06月 13日
9日は、まず栗林公園を見ましたが、広い境内にはいくつもの広い池があり、大きな緋鯉と亀がいました。広い境内の中をたいぶ歩きましたが、とくに花菖蒲園が印象的でした。予報に反して、天気がよかったのも嬉しい誤算でした。
10日は、瀬戸大橋の途中にある「与島」に向かいましたが、はじめてみる瀬戸大橋の規模と長さ、そのデザインに圧倒されました。与島からは「咸臨丸」という遊覧船で瀬戸大橋付近を周遊しましたが、かつて高等商船学校にいたころのことを思い出しました。そのほか、与島には「ベゴニア海花園」が開設されており、その中の美しい花一面の空間に心を癒されました。
弘法大師誕生の地として知られる「善通寺」では、薬師如来などの多くの仏像を拝観しましたが、多くの四国お遍路さんの姿を真近に見ることができました。
11日は、いよいよ「こんぴらさん」の山上まで参詣することになり、杖を持って、石の階段を一歩一歩登りはじめました。正直なところ、途中までと予測していたのですが、お世話下さったご家族を含む4人組でしたので、励ましあいながら、途中で休憩しつつ、とうとう本宮の社のあるところまで、全部で785段を登りきりました。数年まえにカンボジアのアンコールワットに登ったことがあしましたが、今回は80歳の体験として、一つの記録ができたことになります。
下山してからも、国分寺や天皇寺など、四国88箇所にあたるお寺を見学して、午後3時の便で京都に帰りました。携帯で写真をとったのも、はじめての経験なので、その成果も、このブログで(うまく撮れていれば)公開したいと思います。

