留学生の消息
2007年 01月 11日
それ以外にも、私の自宅が熊野神社の近くにありましたので、多くの若い人が出入りして、とくに留学生が気軽に相談に来られる雰囲気があったのではないかと思います。
当時の日本人の院生諸君は、今はそれぞれの大学に就職して、ほとんどが研究者に育っていますが、留学生は本国に帰って各種の仕事についています。そして、毎年の年賀状によって、その消息を知るのが楽しみになっているのです。
中国の南京大学の教授になっている解亘君から、この春に講義に来ないかという勧誘があったことについては、このブログでも触れましたが、台湾の出身で、今はアメリカのロスアンジェルスに住んで中国とアメリカにまたがる経済活動を続けている劉宏哲君については、平場、宮内先生を知っている頃の古い留学生なので、まだ当時の知人も多いと思います。昨日、長い国際電話がかかってきて、当時の日本の先生方によろしくとのことでしたので、ご紹介しておきます。アメリカに来られるなら、大歓迎とのことです。
そのほか、李艶玲さんという中国の女性も、日本に留学後、今は北京の日系企業でで国際人材派遣業務を担当しているとの知らせがありました。これらのかつての留学生とも、できるだけ連絡を保ってゆきたいと念願しています。
この機会に、古い写真集の中から、家内と一緒に、ハワイからロスに渡って、劉君夫妻と再会し、その後、カナダまで旅行したときの写真を見つけ出し、当時を懐かしく思い出しています。