ダッシュ君無事帰国
2006年 12月 17日
ダッシュ君は、来日以来早々と日本にも慣れて、ほとんど問題なく予定をこなしましたが、最後の週の試験期間になってから急に体調を崩し、2つの病院をかけ回るというハプニングがありました。高熱で下痢をしていたことから、例の「ノロウイールス」ではないかと心配をしたのですが、1日だけ大学を休んだのみで、何とか元気を回復しました。しかし、鼻や喉に風邪の症状が残り、私にもうつったようです。
彼の3か月の滞在中は、私の知人にあたるいろいろな人に頼んで、京都や奈良などの名所に彼を案内してもらったほか、とくに女性の方には自宅で料理を作ってもらうなど、大変お世話になりました。彼も多くの日本の友人が出来て喜んでいましたが、皆さんの温かいご協力に対して、私から改めて御礼を申し上げる次第です。
なお、このような報告を予測して、ダッシュ君には短いあいさつ文のようなものを書いてくれるように依頼しておいたのですが、残念ながら忘れていたようです。のちほど、メールで送るとのことですので、入手次第、ご紹介するつもりです。
ダッシュ君との3か月の共同生活は、私自身にとっても、貴重な体験として、忘れがたいものになりました。今から思いますと、家内を亡くした後の底知れない孤独感をまぎらわし癒してくれるものとして、救われたという感謝の気持ちがしてくるのです。

