10月1日(日)
2006年 10月 02日
私は、いつもと変わらず、午前7時に起床して、自前の簡単な朝食をとりましたが、いつもは起きてくるダッシュ君は、昨晩おそくまで勉強していたようで、とうとう昼前まで就寝。
午前11時半頃に、頼んでいた近所のお嬢さん(イタリア美術史の大学教員)が見えて、彼女の小さい赤い車で西方向の山腹にある「光明寺」までドライブし、3人でお寺を参観することになりました。浄土宗の総本山のひとつといわれるだけあって、古い建物には落ち着いた威厳が感じられましたが、何よりも山全体を包む広い境内が楓の木の青葉にひろく一面に包まれており、これがやがて黄色や赤の色をつける紅葉の季節がもうすぐやってくることを予感させました。本堂までの広く長く続く石畳の階段も印象的でしたが、まだこれを自分の足で歩くことのできる喜びを実感しました。
参観後、門前の「いっぷく亭」で昼食をしましたが、ダッシュ君は日本料理とともに、このお寺の静かなたたずまいがとても気に入ったようです。「変なアメリカ人」かもしれません。
午後は、彼も私も勉強しましたが、パソコンがときどき調子がが悪くなりますので、立命館の上田さんに頼んで、夕方自宅まで来てもらいました。ディスプレイに欠陥があるらしいという診断で、明日、電気店に修理の相談に行くことにしました。
雨のために買い物に行けませんので、現在あるもので夕食を作ることにし、ダッシュ君が鶏肉を焼き、私が本を見ながら野菜サラダを作って、何とか、7時半ころに夕食。夕食後は、しばらくテレビを見た後、彼はパソコンで明日の宿題に取り組み、私は財産刑関係の法制審の議事録を検討する作業などをしました。
11時半に、彼は日本式の風呂に入り、洗濯機で洗濯した後、「おやすみ」といって就寝。私は、台所を点検し、手製のヨーグルトを準備した後、仏壇で家内にあいさつをし、戸締りを確認して、明日のことも考えながら、ようやく就寝ということになりました。まあ、何とか充実した一日だったと思います。