ブログのコメントに感謝
2006年 08月 11日
80歳近くまで年をとれば体力も気力も衰えるのが自然現象ですから、もうそろそろ終結するのが常識というものかもしれませんが、私にはもう少しこのブログにこだわる理由があります。。
第1は、私自身のこれまでの若い頃から自然に身についた習性として、ある仕事に着手したらなるべく長く継続し、ある程度の実績と評価がでるまでは、できるだけ途中で止めるようなことはしないというひそかな願望がなお残っているからです。
第2は、私もさすがに最近は長い論文を書いたり著書を出版するという本格的な研究体制をとることができない状態にありますので、せめてその時々の話題のなかから興味のあるものを選んで随想風にまとめた短い原稿を書いておくことにも意味があるのではないかと考えるようになってきているからです。いつも何か書いていることが、いつも何か考えているという気分の支えになっているのでしょうか。
第3は、別に特別に期待しているわけではありませんが、本文に対しては、ときどき「コメント」の形でブログの読者からの反応があり、これらの貴重なご意見が梃子になって、また次の原稿を考えようかという気力が湧いてくるものです。
この機会に、私のブログを覗いてくださる方にこの場をかりて感謝するとともに、批判的な意見を含めて、感想や注文や要望などを、寸評で結構ですので、遠慮なくお寄せ下さるよう改めてお願いします。
なお、私個人宛の通信文は、電子メールでも可能です。忙しいこともありますが、できるだけ返信を差し上げるつもりです(メール番号は、私の「口述刑法総論・各論」のはしがきの最後のところに公表しています)。私は、パソコンには弱いのですが、メールの送受信くらいは可能です。