7月1日の歴史
2005年 07月 01日
1995年の7月1日、1985年の7月1日、1975年の7月1日、1965年7月1日と30年前までさかのぼって見ましたが、手帳に簡単なメモがあるだけで、記憶は定かではありません。
1965年7月1日は、京大在職中ですが、定例教授会と整備委員会が開かれたという記載があります。しかし7月2日の欄を見ますと、非常勤の大阪市大が2日で2学期が終わりとなっています(夏休みになるのが早かったのです)。
1975年7月1日は、在外研究中で、その日の日記によりますと、ポーランドのワルシャワでは、うすら寒い日が続いており、朝水道工事人がきてシャワーの修理ができたこと、旅行社でウイーン行きの切符を予約したこと、郵便局で九大の井上さんへの手紙を投函したこと、ロシアから来ていた老教授のお見舞いに行ったことなどが、当日の出来事として記録されています。ヨーロッパの夏が快適であったことを思い出します。
1985年7月1日は、大阪市大在職中ですが、この日の特別の記載事項はなく、非常勤の講義や研究会の予定のほかは、ブランクが目立ちます。
1995年の7月1日は、北陸大學在職中ですが、この日は第1土曜日で、刑法読書会の予定が入っているほか、3日で講義は終了し、10日、11日に補講という記録が残っています。
古き良き時代の大學は、一般に7月10日から9月10日までの2ヶ月間の夏休みがあり、私はその間にまとまった研究に取り組むことができたことを幸いに思っています。

