刑法読書会のこと
2005年 06月 24日
私自身は当時京大の助手でしたが、刑法読書会には仲間の院生とともに最初から積極的に参加し、月例研究会では、佐伯、平場、宮内の3先生に中先生を加えた豪華な教授陣に厳しく暖かい助言を頂いた若き日の熱い思いが今でも忘れられません。
刑法読書会は、その後も継続し、30周年には再び文集を発行して、連続記録をきざむことになりました(泉ハウス・刑法読書会30周年記念文集『続・梁山泊のひとびと』1989年)。
その間、宮内、平場、中の3先生のほか泉先生も亡くなられましたが、佐伯先生は読書会の象徴としてなおご健在であり、月例研究会は現在まで中断することなく続いています。今年も、8月には恒例の夏合宿が計画されていますが、信州の蓼科で佐伯先生とともに山登りをした頃のことがなつかしく思い出されます。