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最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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やむを得ない嫌な検査

 2年前の2009年4月に、大腸ポリーブの摘出手術のために、大津日赤病院に3泊4日の入院をしたことがありましたが、あれからもう2年経過しました。悪性のものではないとのことで無事に退院しましたが、いわば2年間の執行猶予付きということで、今年の4月に検査の申込をし、5月9日に検査の予約がとれていました。ただし、今回は入院ではなく、通院の日帰りコースの初体験でした。
 前日夜から準備をし、当日は朝から絶食で、大腸の内部をきれいにするために、薬剤の入った2リットルの水を2時間かけて飲まなければなりません。これは大変な作業で、1時間経過した頃から排便が始まり、次第に回数が増えて、一方で大量の水を飲みつつ、他方では排便(排水)で腸を洗うという忙しい作業が続きます。その間は、単なる空腹感を越えた落ち着きのない不安定で何とも気持の悪いものです。
 昼ころには、一応落ち着いた状態になり、午後からタクシーで病院に行って、外来患者として、内視鏡の検査を受けることになりましたが、これは一昨年と同様な経験であることを思い出しました。1時間くらいかかって検査が終わりましたが、すっきりした空腹感は全くなく、かえって下腹部が空気で膨張し、気分の悪い状態が改善されずに残りました。
 すぐに何か食べられるという期待感は見事に裏切られて、徐々にガスが排泄するのを待ちつつ、検査終了後の事務的な手続を済ませて、食欲もないままにともかく帰宅するということで、一日がかりの日帰り検査がどうにか終わりました。
 結果はまた、18日に聞きに行かねばなりませんが、検査した医師からは小さいものは処理しておいたとのことですので、今回はまあ何とか無事に終わりそうです。それにしても、通院の日帰りコースはもうご免こうむりたいというのが率直な感想です。
by nakayama_kenichi | 2011-05-12 20:39