原発はどんなものか(2)
2011年 04月 01日
6.廃炉も解体も出来ない原発 1981年に10年経った福島原発の1号機で、当初考えられていた廃炉・解体には、作るときの何倍もの金がかかり、大量の被爆が避けられないことが分かって見送られた。最初に耐用年数が10年といわれた原発で、もう30年近く動いているのが11もある。これから先、必ずやってくる解体(閉鎖)は、大変深刻な問題である。
7.どうしようもない放射性廃棄物 現在の原発の低レベルの廃棄物は、青森の六ヶ所村に持って行っているが、全部で300万本のドラム缶をこれから300年間管理するといわれても、300年ももつドラム缶があるのだろうか。また高レベルの廃棄物は、イギリスとフランスの会社に再処理を頼み、30年から50年くらい冷やし続け、その後どこかの場所の地下深く埋める予定だといわれるが、予定地は全く決まっていないのが現状である。
8.原発がある限り安心できない 原発はたしかに電気を作っているが、原発は働く人を絶対に被爆させなければ動かないものである。事故さえ起こさなければよいのか。働く人が被爆し、地域の人が苦しんでいる限り、原発は絶対に核の平和利用ではない。その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、自分たちの子孫であることを忘れてはならない。
以上のような「告白」を「誇張された戯言」だとする反論もあるようですが、とくに今回の福島原発の大規模な事故と廃炉決定という現実の中では、真剣な検討を要する問題提起として受け止めるべきだと思われます。

