新聞とテレビ
2011年 01月 16日
一方、新聞の方は、有用な情報源として、興味ある記事を切り抜きをすることが長年の習慣になっていますが、この方も最近では、あまり読み取りたい記事が少なくなって行く感じがしています。ずっと朝日新聞をとっているのですが、最近では、大きな広告を含めて、スポーツ新聞かとまがうほどになってしまったというのが率直な印象です。
その中でも、毎週土曜日の「be」という付録の方が面白く、とくに、毎週連載中の「99歳・私の証 あるがまま行く」(日野原重明)と、「人生を変える『法則』」(勝間和代)に魅力を感じます。今週も、前者の「100歳を前にした決意」の中には、平和運動を世界に拡大させ、憲法9条を守り武器を捨てた「平和の国」としての日本を世界に訴えることを目指すという点を含めて、10年先までの計画が山積していると書かれているのに感動を覚えましたが、後者の「SUCCES(S)の法則」の中にも、アメリカの大学教授が、成功したアイデアの特色を、①単純明快である(Simple)、②意外性がある(Unexpected)、③具体的である(Concrete)、④信頼性がある (Credible)、⑤感情に訴える(Emotional)、⑥物語性がある(Story)の6文字で始まる法則にまとめたという趣旨の説明がなされているのが、注目を惹きました。
視聴者や読者に考えさせるような番組や記事を期待したいものです。