近江神宮初詣
2011年 01月 07日
去年は、自転車で往復したと思いますが、徒歩では片道20分くらいかかりますので、今年は、行きはタクシーに乗り、帰りは歩くことにしました。
正面の大鳥居を入って森の中の広い坂道を抜けてから、さらに20段くらいの石の階段を3回くらい登って、ようやく本殿の広場に辿りつくという長い道程ですので、とくに高齢者にとっては、徒歩ではいささかきつい運動です。
まず、鮮やかな朱色の楼門をくぐり、拝殿から、傾斜を利用した本殿まで歩いて、参拝した後は、広い境内の周りを散策しました。大晦日から元日に降った雪がまだあちこちに残っており、 朝日が陰って風が吹きますと、寒さがこたえましたが、ときどき木材の篝火の周りで体をあたためながら、しばらくの間、森と林に覆われた大きな空間の中に全身を包まれた感じで時を過ごしました。
境内には、いくつもの歌碑があるほか、石造りの水時計なども見られましたが、あとで聞いてみますと、すぐ近くに「時計博物館」の建物があり、館内には、わが国独自の櫓時計、現在唯一の垂揺球儀を始め、内外の古時計など700点余りが展示されていて、世界的にも珍しい時計博物館として、その名は海外にも知られているとのことでした。次回は是非とも見学したいと思った次第です。
因みに、近江神宮は、正月恒例の「全国かるた大会」でも知られていますが、11月3日の「流鏑馬(やぶさめ)神事」とともに、代表的な催事となっています。
なお、探していた「寒椿」の花を門の出口のところでようやく一輪見つけましたので、写真をとって、当日の記念としました。
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近江神宮門前の寒椿
