旧制静岡高校のクラス会
2010年 12月 08日
この前のブログでは、欠席の返事を出したと書きましたが、12月3日(金)の日弁連の会議に出ましたので、一泊して、12月4日(土)のクラス会に急遽出席することにしました。神田錦町の「学士会館」(東京大学跡地)に集まったのは11名でしたが、久しぶりなのと、お互いに年をとったこともあって、昔の面影はあっても名前がなかなか思い出せず、苦笑する場面もありました。
幹事の方の現状報告では、昭和24年文1の卒業生は、総員46名でしたが、そのうち18名がすでに他界し、欠席者の多くは病気療養中で、結局は東京に比較的近いところに住む元気な者がほぼ毎年集まるという状態が続いているようです。名簿を見ますと、静岡が関東圏に入ることからも、卒業後は、東大に進学した者が一番多く、その他は京大を含めて少ないことが分かります。
当日の感想としては、クラスメイトの多くがすでに仕事をやめて、ほとんど何もしなくなっていることを聞き、高齢化社会の中での生き方としては、いささか淋しい感じを受けました。私としては、何らかの形で仕事を続けて行くことの意義を訴えたのですが・・・。
ただ、私の知らない小さな発見もありました。「ten to one」の意味はと聞かれて、10分の1かと思いましたが、これは、9分9厘、10中8,9、ほぼ間違いなしという意味だとのことで、帰宅後、字引で確かめました。なお、K君の夫人が描かれた「マーレライ」の実に美しい画集を全員が頂き、再会を約して別れました。
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クラス会出席者11名(東京学士会館)

加藤幸子のマーレライ作品集所収
