高血圧の知識
2010年 09月 18日
そこでの医師の説明と、高血圧に関するパンフレットによって、高血圧に関する基礎知識を得ましたので、すでにご存知の方も多いと思いますが、自分に言い聞かせて再確認する意味で、その要点を記録しておきたいと思います。
第1は、高血圧の意味ですが、血圧とは、血液が流れるときに血管の壁に与える圧力のことをいい、高齢者の場合には、診察室で測定するときは、収縮期血圧(高い方)が140mmHg以上、拡張期血圧(低い方)が90mmHg以上が「高血圧」と定義されています。家庭で測定するときは5mmHg低い数値というのも、診察時の緊張などの心理状況で血圧が微妙に変化するものであることを示しています。
第2は、高血圧の原因ですが、遺伝的素因よりも、生活習慣の方が大きな要因になっているといわれ、食生活や運動、ストレスなどの環境要因の点検と改善が課題だとされています。食生活のほか、高齢者にはとくに運動不足の傾向が一般化しやすい状況にあります。
第3は、とく食事療法の中で、「減塩」がその筆頭にあげられている点です。各国との比較統計でも、日本人の食塩摂取量は、1日11gで、世界的にも最も多く、これを1日6g未満まで減塩するのが目標とされています。和食の場合には、とくに味噌汁と漬物が要注意で、とくに田舎生まれの私などには習慣の改善は難しいところがあります。
22日には、血液検査の結果も出ますので、血圧の正常化と安定のための努力をしてみるつもりです。もっとも余り気にするのもストレスの原因になるというジレンマがあります。