神戸の結婚式
2010年 01月 25日
結婚した新郎は、私が所属する大阪の弁護士事務所の若い有能な弁護士で30歳台後半、新婦は沖縄の出身で20歳台前半という、やや年齢の離れたカップルでしたが、新郎の方には弁護士を含む関西中心の友人達が、そして新婦の方には遠路沖縄からかけつけた友人達の若い女性のグループの姿が見られ、華やかな応援団に囲まれた新郎・新婦は満面笑みをたたえ、ひときわ幸せそうに見えました。
ホテル内には、結婚式場も設けられてあり、神父さんが二人をひき合わせ、誓いの言葉と指輪の交換を済ませた後、全員が讃美歌を歌うという順序で、厳粛な儀式が行われました。結婚式の後、お二人は、会場の外の海岸に出て、参会者から花びらの吹雪を浴び、写真やビデオの撮影が続きました。海岸はかなり寒く、花嫁にはいささか気の毒な気がしました。
披露宴の方は、その進行の次第が万事行き届いていて、来賓の挨拶の合間には、いろいろな行事が企画され、それらがすべて新婚のお二人を主役とし、常にお二人に拍手が集まるように、うまく演出されていて、感心しました。媒酌人のない披露宴はすでに定着したようですが、ただ司会役までホテル側の人に委ねてしまうのは、いささか行き過ぎたパターンでなかろうかと感じた次第です。
私は、乾杯の音頭をとりましたが、50年も前の自分の結婚の話をし、仕事も大切だが家庭も大切だという平凡な、しかし困難な課題を申し上げて祝辞としました。若くて素敵なお嫁さんをもらった梁さん、おめでとう!。


