30年前のリュブリアーナ
2005年 03月 28日
私は、さっそく当時のリュブリアーナ訪問の記録を探し出して確かめました。それは、「ポーランドの法と社会」という著書(1978年、成文堂)の中に「東欧5ヶ国訪問記」としてまとめてありますが、ここでは、そのほんの一部を引用しておきます。
「リュブリアーナは小じんまりした実に美しい町で、北はアルプスに近い山間の湖、南はアドリア海沿岸の保養地にも近く魅力に富んでいる。滞在中、小さな湖(Bled)までバスで出かけたが、雪と氷でおおわれた湖面で子供達がスケートを楽しんでおり、湖の中の島まで氷の上を歩いて散歩ができて爽快であった・・・・・・・」。
来日したAmbroz氏とはすぐに意気投合し、母国のSelih教授への熱いメッセージを伝えました。彼女からもすぐにメールが届き、遠い国に住む旧友との間に30年ぶりのコンタクトが実現したのです。
京大の高山さんは、すでにリュブリアーナ大學を訪問されていますので、私の後継者として、今後も交流の輪を広げていってほしいと思います。
そして、私も、もしできたら、もう一度、あの美しいリュブリアーナの町を訪問することができればなあという夢をひそかに抱いています。