中国訪問余滴(1)
2009年 11月 12日
1.中国人女性のチャイナドレスが姿を消しましたので、もう日本人との外見上の区別がつかなくなりました。外国に来たという印象が薄らいだようです。漢字にも親近感があります。ただ、車内での携帯電話の声が大き過ぎて、隣の席で長時間迷惑しました。中国人は一般に大声の雄弁家で、レストランの話し声の騒音も気になりました。
2.ホテルは洋式で清潔でしたが、なぜか「靴べら」がどこにもなく、不自由しました。欧米にもないのかなと思案しました。また、中国人はほとんどがシャワーですますのが習慣のようで、武漢大学の外国人用ホテルにも浴槽の栓はありませんでした。
3.中国に滞在中は、ほとんど雨が降らず、市内はほこりっぽく、とくに南京は空気がよどんで、遠くがかすんで見えるという状態の中で、自動車が急速に増加しつつあり、運転マナーの問題とともに、とくに環境の悪化が心配されます。
4.私は中華料理が苦手で、心配でしたが、炒飯にもラーメンにも挑戦し、少し慣れました。南京は甘い味が、武漢は辛い味が特色ということでしたが、いずれも敬遠しつつ試食しました。日本料理店はまだわずかしかありませんでした。
5.教え子の解さんが新婚なので、その結婚式の写真を見せてもらいましたが、パソコンに入力してある10数枚の写真は、実は専門の業者が事前にスタジオで撮ったもので、タレントを思わせるほどの豪華さに驚きました。披露宴でアップして見せるのだそうです。
6.今回の「講義」のテーマのうち、「客観的帰属論」と「共謀共同正犯」は、中国の大学院生が事前に希望してきていたもので、刑法学の専門的な研究のレベルが確実に上がっていることに驚きました。今後もこのような傾向が続くものと思われます。



