幸せが現れるとき
2009年 08月 14日
「幸せは、人が自分の望んでいる一つのものごとに対して、最善をつくしていると実感しているときに現れる。人生において何かを試みるとき、極端に常識はずれではなく、夢を持ち、欲深さからではなく、野心からでもなく、自分の資質の発揮を妨げず、他人と分かち合う可能性を出し惜しみせず、夢を達成しようと、できる限りのことをするような状態に直面しているとき、そんなときに幸せは現れるものである」。
「探検家の幸せは、道を歩み続けること、日々の暮らしの中で何かを見出そうと試みること、活気あふれる人生を歩き、人生に触れ、そして悩むべきときは悩むことだ」。
以上のほか、人を人間にしたのは「言語」であり、それは他者とのコミュニケーションを目的としたもので、何のためにコミュニケーションをとり合うのか、その理由は愛であるということ、人間は人間にとって狼だといわれるが、狼は人間と比べるとまだ可愛いもので、相手を傷ければ攻撃をやめるが、人間はさらに相手を殺してもまだやめないほど残酷なこと、麻薬依存症に陥った人には愛情が不足しているので、依存症によってその隙間を埋めようとしているのだといった指摘が含まれていて、読む人を惹きつける魅力があると感じました。
私自身も、「他人と分かち合う可能性を出し惜しみせず、できる限りのことをしたい」と思っています。