今年の8月
2009年 08月 01日
しかし、それでも8月には、夏に特有の行事があり、小学生や中学生だったころ以来の「夏休み」という独特の雰囲気があるのも事実です。甲子園の野球大会などのほか、お盆を前に墓参りの予定があり、ここ大津には琵琶湖の夏の夜空を彩る「花火大会」も予定されています。
そのほか、8月は私ども研究者にとっては、いわゆる「かきいれどき」で、何かまとまった仕事に集中できるチャンスでもあります。月例研究会は休会ですが、恒例の夏季合宿の予定も組まれています。私自身は、遠路の外出と宿泊にはいささか不安があり、出席をためらっていますが、この夏は少なくとも「論文集」第13巻の完成に目処を立てたいと考えています。裁判員法にもとづく裁判の開始にも注目を怠ってはならず、臓器移植法の改正の行方もフォローしなければなりません。
そして、今年の8月の最後には、政権交代の可能性を問う総選挙という最大のイベントが予定されています。このチャンスを生かして、国民主権の本来の姿が見直されるようになることを期待したいものです。
