介護予防の話
2009年 07月 02日
私自身は、まだこの種のサービスを受ける直接の対象ではありませんが、「明日はわが身」ということも自覚して、この説明会の斡旋役を引き受けました。この種のサービスの対象は、現在はまだ要介護・要支援の認定を受けてはいないけれども、要支援状態や要介護状態となるおそれのある高齢者ということですが、このような無資格の高齢者でも利用できる「特定高齢者施策」の種類とその利用方法を示して、センターの活動の内容を説明し、質問を受けるというのが今回の会合の趣旨でした。注目すべきは、以下の3点です。
第1は、この種の地域の包括支援センターの活動が「介護予防」と呼ばれている点で、その趣旨は、要支援・要介護状態となるおそれのある高齢者が要支援・要介護にならないように事前に「予防」支援することにあり、その方が効果的であるといわれていることです。
第2は、このマンションの入居者にとって、今すぐにでも可能な方法が、上記の支援センターに電話をすれば相談の応じてもらえる上に、ヘルパー派遣などの在宅サービスを低額で受けられるということです。これは、説明会の貴重な収穫でした。
第3は、要支援・要介護の認定を受けるための申請の際の援助についても、このセンターの業務としてお願いできるということです。
頼りになる支援センターの電話番号は、077‐528-2003、528-2006 です。
