中学の同級会
2009年 06月 18日
最近、S君のところにあった一件書類を引き継いでいたF君から連絡があり、今後の方針の相談を含めて、一件書類が私のところに送られてきました。このままでは放置できませんので、できればクラス会を再開する方向で、何らかの方策を考えなければと思案しているところです。
一件書類を見ますと、昭和19年に旧制虎姫中学を卒業したわれわれのクラスは、総員で106名を数えていましたが、平成14年当時の名簿では、すでに34名の物故者が記録されており、72名の住所録が残されています。
ところが、平成14年にS君が死去してから後に、おそらく最近になって居所を確認して作られた名簿には、わずか21名の記載しか見られず、しかもそれが現在でもなお正確かについては定かではない状態です。おそらくこれは、最後のクラス会の出席者の名簿ではないかと思われます。
この貴重な名簿を頼りに、今年中にでも、久しぶりにクラス会を開催できるようにしたいと念願しています。われわれは、戦前末期の物心ともに多難な時代に、伊吹山を見下ろす湖北の地で、5年間勉学を共にし、その後何らかの形で戦争に巻き込まれながら苦労した世代です。その当時の昔話に花を咲かせる機会を作りたいものです。


