一日一善
2009年 05月 07日
マンションとの提携病院もあり、通院する人もいますが、公的な介護体制よりも以前に、まずは入居者間の親睦と相互援助を目的とした「助け合いの会」も生まれて、活動を開始しています。互いに支え合うボランテイア活動の重要性が、これからますます高まって行くものと思われます。高齢者同士が互いに助け合い、共生して賢明に生きていく方法を模索する必要性を痛感しているこのごろです。
私自身の経験として、ある90歳同士の老人ご夫婦の奥さんの方が少し足が弱く、手押し車で歩いて食堂までこられた際、ご一緒に朝食と夕食を共にした後、2階の廊下を歩くリハビリ運動に協力し、もう10日以上も続いています。その奥さんも、次第に慣れて、少しづつ早く、しっかり歩けるようになってこられました。
そして、5月5日の午前中、このマンションに入居されてから、はじめて歩いて外出し、しばらく散歩されるお2人に付き添って、途中で何回か休みましたが、見事完走(完歩)しました。奥さんの嬉しそうなお顔を見て、こちらも嬉しくなりました。少し危ない冒険ですが、慎重に、またご援助したいと思っています。明日はわが身でしょうから。