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最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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びわ湖少年少女合唱団

 3月1日の日曜日、外気はまだ肌寒く、びわ湖の水も冷たく、春まだ浅しというところですが、今日は午後から、大津市民会館で開かれた「びわ湖少年少女合唱団」の演奏会に、このマンションの仲間数人と一緒に出かけました。少し足元の不自由な90歳の老夫婦もご一緒というユニークな鑑賞会でした。
 この「びわ湖少年少女合唱団」の演奏会は第23回を数える年中行事の一つで、団長さんのお話では、かつては100名をはるかに超える大合唱団で、ヨーロッパなど海外公演で日本の歌を外国にまで紹介したこともあったとのことですが、最近は団員の少年・少女の数の減少が著しく、現状では十数名にとどまっているという報告がありました。それが、全体的な少子化傾向とともに、子ども時代からの受験勉強や塾通いのためではないかといわれてみますと、自由な情操教育がこの面でも妨げられている現状の悲しい一面を感じとることができました。
 しかし、少年・少女達の歌声は、明るくおおらかで、とくに唱歌メドレー「ふるさとの四季」は、昨年このマンションで行われたクリスマスコンサートの際の指揮者とピアノ伴奏者の親子のハーモニーとともに、過ぎ去った昔の子ども時代を思い起こさせるに十分な余韻を会場全体に広げるものとなりました。
 また、平均年齢74歳という「仰木の里」女性コーラスの賛助出演にも拍手がやみませんでした。来年もまた、仲間と一緒に聞きにきたいと話しつつ帰途につきました。

びわ湖少年少女合唱団_c0067324_18234939.jpg

by nakayama_kenichi | 2009-03-01 21:18