マンションの中の出会い
2009年 02月 14日
ここは、普通のマンションと違って、食堂や浴場やフィットネスルームなどの共用部分がかなりありますので、個室に引きこもらず、入居者の間での交流が自然にできる機会があり、現に、隣人や趣味の関係などを通じて、仲間ができつつあります。クリスマスコンサートや講演会なども開かれていますが、独身の高齢者が多い関係から、自主的な助け合いの会も作られ、買い物の手伝いなどの相互のささやかな援助活動も始まっています。
この同じマンションに入居して、ともに余生を送るというのも、偶然な一つの「出会い」というべきものですが、何とか互いにいたわりあって仲良く楽しく生きていこうというのが、入居者の共通の願いだといってよいでしょう。
私自身も、かなり多くの人と親しくなり、それぞれの人のあたたかい心情に接して、励まされることがあります。過日も、大正生まれで、まだアジアを中心に国際取引活動を継続されているH氏のご招待で、韓国(ソウル)や中国(上海)から来日された会社関係者の方々と一緒に食事をして歓談する機会がありました。そこでは、とくに、これらの若い外国人が英語のほか、日本語も十分に話す能力があることに感心しました。また、新しい友人が出来たことを嬉しく思い、再会を約して別れました。

