年末研究会
2008年 12月 28日
因みに過去のブログを見ましたら、2007年末には記載がなく、2006年末は2日目だけ出席、2005年末は欠席となっていて、出席率が良くないことがわかり、反省しています。年のせいもあってというのが理由となりますが、せめて1日でも顔を出すことを、来年以降の目標にしたいと考えています。
研究会では、若い会員の報告を聞くのが楽しみで、最近では見逃している新しい専門情報を知ることができ、何よりも常に新しい知的刺激を受けることができます。私どもの世代は、すでに批判される側に回っているのですが、自分の過去の仕事を思い出させてくれる機会ともなって、固くなった頭の体操には有益なチャンスだと思います。
刑法読書会も、他の研究会の例にもれず、一時衰退の危機にさらされたのですが(「法科大学院出でて研究会亡ぶ」という問題発言、ブログ2005年11月15日)、その後は若い大学院生の会員の増加で挽回し、今年の年末研究会も30名ほどの盛会となったのは、大変喜ばしいことです。しかし、「ロースクール」の将来とともに、今後の推移には予断を許さないものがあります。研究会は、若い研究者の育成と研鑽には不可欠のものであり、定年組の参加も期待されているのです。

