ヘンゼルとグレーテル
2008年 11月 18日
翌15日の刑事訴訟法研究会(大阪)をはさんで、16日には、大津の市民会館で、大津管弦楽団の第114回の定期演奏会があり、これにも若い教え子達と一緒に出かけて、クラシック音楽を楽しむ機会がありました。市民会館の大ホールは満員で、盛況でした。
その第1の曲目が、歌劇「ヘンゼルとグレーテル」で、序曲ほか10曲のテーマが抜粋して演奏されました。原作はグリム童話で、作曲者の妹が台本を書いたオペラだといわれています。私にとっては、はじめて見聞する珍しさがありました。
交響楽団の音楽のリズムにのりながら、可愛いヘンゼルとグレーテルの若い姉妹が突然舞台の正面に現れ、楽器に負けないくらいの音声を発しながら歌と踊りを展開し始めました。お父さんに次いでお母さんも舞台に現れますが、森の中で眠るヘンゼルとグレーテルが魔女の呪文にかかって動けなくなる危機を脱して、家族全員で喜びの歌を歌い上げるというものです。
第2曲の、ビゼー作曲の「アルルの女」の第2組曲の演奏の中では、とくに若い女性奏者の横笛が見事で、印象に残りました。

