校正ミスのお詫び
2008年 11月 13日
しかし、すでに(上)が出た段階で、読者から校正ミスがあることを指摘されており、(中)では、自分で読んでも気になる箇所がいくつもあることに気がつき、折角刊行されたのに、読者に誤解と不愉快な気分を味あわせることになるのではないかと、いささか憂鬱な気分になっているところです。そこで、せめて、(下)の最後のところで、校正ミスや不正確な叙述についてお詫びの言葉を入れたいと出版社に連絡をとりましたが、すでに校了となっていて、それもかなわないことになりましたので、このブログを借りて、お詫びの言葉を申し上げたいと思います。
著者としては、どんなに努力し注意をしても、校正ミスを全く避けることはできないものですが、今回は少し事情が違うようで、明らかに不注意があったとしか見られないことを深く反省している次第です。
最初は、10回分くらいに分けていた原稿を、掲載直前に3回にまとめるという段階になって、内容の再検討と形式や言葉遣いの丁寧な校正の機会を失したまま、刊行に至ったところに、行き違いを含むミスがあったのではないかと思います。
今後、このようなことがないように深く反省し、いずれかの機会に全体をまとめるようなチャンスがあれば、正確な記述に訂正したいと考えていますので、今回の思わぬ失態に対しては、取り急ぎ読者の皆さんに深くお詫びする次第です。