最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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2008年 01月 08日 ( 1 )

今年の初仕事

 今年の正月は、寒くて、1日に初詣しただけで、あとは平常通り仕事ができましたので、昨年暮れ以来懸案となっていました原稿(総合判例研究)を一気呵成に書き上げました。パソコンのページ(40×36)で30枚という、かなり分厚いものです。それは、「医療観察法による医療の必要性」と題するもので、平成19年7月25日最高裁決定の事例を検討したものです。その内容は、専門にわたりますのでこれ以上述べませんが、医療観察法(心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察に関する法律、平15)に関する最初の最高裁判所の決定であり、本法の解釈や運用の実務にも大きな影響があるとして、その早期の検討の必要性が指摘されていたものです。
 この論稿の掲載を法律雑誌の「判例時報」社の編集部に依頼しましたところ、早速に承諾の返事を得ましたので、近いうちに公刊されることになりそうです。
 今、それとの関連で、「精神医療」という医学関係の雑誌に連載中の論稿(「触法心神喪失者問題に対する『日精協』の対応」の6回目の最後の「まとめ」のところも執筆中で、この方も近日中に仕上げてしまう予定を立てています。
 また、成文堂からは、私の新しい論文集(『違法性の錯誤の実体)』)が間もなく公刊される予定であることのほか、2003年から2004年に書いた『口述刑法総論』『口述刑法各論』の補正版の方も、増刷の予定があるという知らせがありまたのも、私の仕事の面における新年の嬉しいニュースです。
 一方、初仕事といえば、7日(月)の午後から、大阪の伊賀・笠松法律事務所に顔を出して、皆さんに年頭の挨拶をし、事務職員を含めて懇談しました。
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by nakayama_kenichi | 2008-01-08 13:45