久しぶりの金沢
2008年 03月 03日
その間、いろいろな経緯の後、結局、法学部は廃部となってしまったのですが、不思議なことに、当時、同じ法学部に所属していた多くの若い教員で、すでに他の大学に移籍したスタフや今でも北陸大學に残留している教員、それに何人かの事務職員の皆さんが、その後も連絡と交流を長く続けてきておられたのです。
そして、ようやく待望の念願がかなって、今年の3月1日に金沢で集まろうという話がまとまり、私にも連絡がありましたので、久しぶりに金沢まで出かけることになりました。しかも、京都を2月28日に立って、東京での会議のあと一泊し、29日に、越後湯沢を経由する長い汽車の旅で、ようやく金沢に着きました。
3月1日の午前中に、北陸大學のキャンパスを見学し、数人の職員と挨拶しましたが、本番は、湯涌温泉の旅館で、夕方から「私を囲む会」という名で開かれた懇親会で、東京を含む各地から15名の「親しい仲間たち」が集いました。昔を思い出して、みんな一気に若返り、笑顔と笑い声が広間に充満し、時を忘れて歓談しました。
北陸大學を去った者でも、今もなお大學の行く末を案じ、その改革を未完の課題として心に秘めつつ、再会を約して、別れました。