最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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フィンランドの教育

 福岡弁護士会員による連続書評欄に、最近、興味をそそられた本の書評が出ていましたので、私も読んでみたくなりましたが、とりあえず、その内容を、孫引きですが、紹介しておきます。
 それは、『受けてみたフィンランド教育』(実川真由著、文言春秋社、2007年)という書物で、さわりの部分は、以下のように紹介されています。
 「フィンランドの学力は、読解、科学で世界1位、数学、問題解決能力で世界2位。日本は、読解力は14位、数学は6位。
 フィンランドには塾も偏差値もまったくない。
 フィンランドの高校は、どのクラスも25人から30人。中高一貫の高校は珍しくない。
 フィンランドの学校は基本的にすべてタダ。学費はタダだし、学校での昼食と軽食もタダ。ただし、おいしくない。大学はすべて国立。学生は毎月、国から奨学金を受ける。寮に入れば、寮費もタダ。塾はないし、高校は単位制。
 フィンランドのテストは、ほとんど作文(エッセイ)。英語・国語はもちろん、化学、生物、音楽までもエッセイ。つまり、自分の考えを文章にして書かせるのが一般的なテスト。フィンランドでは穴埋め問題などなくて、すべて記述式。テストには時間制限がない。テストの前、生徒たちはやたら分厚い本をかかえていて、それを読んで、知識を詰め込む。・・・・・」
 しかも、このような状態は、どうもフィンランドだけではないように思われます。私の娘の家族はカナダに在住し、子供はカナダで教育を受けていますが、ほぼ同じような状態にあるようです。ただし、カナダで中学や高校を終わって、日本の高校や大學に入学することは文字通り大変で、いま受験勉強に追われているのを見ていると、日本の教育のあり方を考えさせられます。
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by nakayama_kenichi | 2008-01-16 21:23