最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

ミニミニ有信会(1)

この「ミニミニ有信会」とは、古く、昭和24年から25年頃に、京大法学部の有信会(学部自治会)や吉田寮に出入りして、戦後当初の学生運動に何らかの形で関与した者、及び「学生民科」と称して、学部の正規の講義以外に、社会主義法や法社会学、国際政治や労働法などの問題を実践的な立場から勉強しようとしたグループが、卒業後、かなり経った昭和末期頃に、一種の同窓会として有志の者が集まったのが最初で、今年ですでに22回に達するというユニークな集まりです。
 実は、私自身もそのメンバーのひとりで、毎年秋頃に集まりの案内をもらっていたのですが、心ならずも欠席が続いていました。しか今年は、11月14日に京都の白河院で開かれた会合に始めて出席し、半世紀前の古い友人達と久しぶりの旧交を温めました。
 出席者は、わずかではないかと想像していたのですが、実際には15名が参集し、関東や北陸など遠方からの出席者を含めて、その夜は宿泊する者も少なくないという有様でした。そこには、尋常なつながりを越えた強い心の絆のようなものがあることを直感しましたが、その連帯感の源には、戦後の激動期のなかで、民主的な変革を夢見て学生運動に接近し、そのなかで喜びも苦しみも共にしたという「ロマンチック」な信条のようなものがあったものと思われます。
 熱心な世話役が作られた「ミニミニ有信会」の名簿には、旧制16名、新制24名、全部で40名もの氏名が記録されているのを見て、その多数なことに驚きました。その中には、今でも交流している懐かしい名前が多いのですが、私自身は結核のため昭和25年には休学して田舎に帰郷していますので、直接は知らない後輩の人も含まれています。
[PR]
by nakayama_kenichi | 2007-11-19 21:56