検査入院
2007年 02月 21日
検査は、前立腺の組織をとって顕微鏡で調べるというものですが、28日にはその検査結果が分かることになっています。それまでは、判決を待つ被告人のような心境です。
病院での生活は味気ないものですが、今回は、特別にひとつ驚くことがありました。紹介してもらった担当の泌尿器科の医師が、私の顔を見て、かつて京大法学部で私の講義を聞いたことがあるといわれるのです。顔を覚えていませんかとまでいわれるので、私の頭は一瞬混乱してしまいました。よく聞いてみますと、実際には当時医学部に在籍していた当の医師が法学部の講義をひそかに「盗聴」しに来ていたということのようで、ほかにもそのような人がいたとのことです。熱心な学生で、質問に見えていたのかも知れません。
そのように言われてみると、どこか覚えのあるような顔にも見えて、不思議な気持ちになりました。何か嬉しい偶然の一致というものがあるものです。おかげで、その医師とは親しく会話ができるようになりましたが、昔の話は、もっとくわしく記憶を喚起したいものだと思います。
ともあれ、今回は病気のこともあり、家内の母(99歳)の病状も心配ですので、このブログは、残念ながらしばらく休止ということにさせて頂きます。元気になったら、また再開したいと考えています。