最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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質問のすすめ

 ダッシュ君との共同生活をはじめてから約2週間経ちました。はじめての経験なので、どうなるかと心配でしたが、そこは人間同士の付き合いで何とか無難な線に落ち着いたようで、今はお互いに結構楽しんでいる状態です。
 月曜から金曜までは、彼は朝から夕方まで大学に通学して、日本語の学習に励み、問題はありませんが、土曜と日曜は休日なので、その過ごし方が問題です。まだ一人で京都や奈良などへの観光に出かけることはできませんので、どなたか若い方にガイドをお願いしています。 
 今日の16日は、知り合いの2人の女性に自宅まで来てもらい、準備してもらった昼食を一緒に食べて、午後から近くの大山崎の美術館に出かけるという予定でした。そこで私は、英語の不自由な日本人と日本語の不自由なアメリカ人との間のコミュニケーションを促進するために、まずはお互いに相手方に対して「質問する」ことをすすめました。生い立ちや経歴や趣味などを聞くことからはじめますと、そこからさらに次の質問が出るようになり、自然に話題が広がって互いの理解が生まれ、親近感が増して行くことを期待したのです。
 ダッシュ君には、事前に宿題として、今日来てくれる人に対する「質問」項目を日本語で書いておくように指示しておきましたが、若いこともあって、質疑に対する反応が早く、わずかこの2週間で、だいぶ日本語が話せるようになってきたようです。2人の女性の方も電子辞書を引きながら、忘れていた英語を思い出すという新鮮な経験を満喫されたようです。
 一般に、物事の学習には「質問する」という行動が必要不可欠で、相手に質問しようと思えば質問事項を考えることになり、返答のいかんでは再質問を試み、納得の得られるまで追求するという積極的な姿勢が生まれてくるものです。この要領を学び、会得し、活用して行くという方法によって、自己の才能をレベルアップすることができるのではないか、というのが私の経験から得られた教訓です。
 ダッシュ君にも、付き合って頂く方にも、常に「質問する」ことをすすめます。
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by nakayama_kenichi | 2006-09-16 20:46