最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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口述刑法各論の訂正

 新版「口述刑法各論」(補訂版)は、2005年5月に出ていますが、すでにあちこちから誤植などの指摘がありましたので、機会を見て訂正したいと思っています。
 今回は、付録の「自習問題解答のポイント」について、内容的な疑問が提起されましたので、とろあえす、ここで「訂正」しておきたいと思います。
 [第7講] 2 の(1)・・・・・・7頁
 以下のように改めます。
 
 2.営利目的拐取罪について
  (1) 未成年者を営利目的で誘拐したときは、何罪が成立するのか。
   
  未成年者を誘拐しているので、未成年者拐取罪(224条)が成立し、営利の目的で人を誘拐 しているので、営利目的拐取罪(225条)も成立するが、客体が未成年者であれば後者は前 者の加重類型なので、法条競合として、営利目的拐取罪のみが適用される。
     
  両罪の関係は、本文でも加重類型として説明していますので、これを「観念的競合」になると した記述は誤りでした。お詫びと訂正をします。ご指摘有難うございました。
  なるべく近い機会に「自習問題解答のポイント」の方も訂正します。
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by nakayama_kenichi | 2005-10-25 10:49