最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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同時に2つ以上の仕事を

 私の主要な仕事は原稿を書くことですが、2つ以上の仕事を同時並行的に行うことに慣れてしまいましたので、その効用について述べておきたいと思います。
 もっとも、私自身も最初は1つの原稿が終わってから次の原稿へという単線運転だったのですが、次第に仕事が増えたため、複線から複々線へと拡大して行った経過があります。
 1つの仕事ですと、それだけに集中できて、一見能率が上がるように見えますが、しかし実際の原稿執筆は決してスムーズなものではなく、完成するまでには、山あり谷ありで中断や再考を余儀なくされることもしばしばあるものです。
 仕事が2つ以上あれば、頭を切り替えて、発想を転換することが可能になります。それぞれの仕事の到達点と進捗状況を見渡しながら、いつも新鮮な気持ちで、ひとつひとつに目標を立てて対応し、大切に育て上げながら、結果的に締め切りに間に合わせることができればしめたものです。常に多くの仕事を手がけていれば、いつの間にか、その成果は着実に蓄積されて行くことになるでしょう。
 もっとも、そのためには時間をできるだけ有効に活用することが必要ですが、これも単に時間の長短だけも問題ではなく、むしろポイントとなる時期に集中力を発揮できるかどうかにかかっているように思われます。自分に見合った方法とスタイルをいかに開発し、レベルアップを図っていくかが課題となるでしょう。
 私の研究生活はすでに50年近くにもなりましたので、ときどき、これまで経験したことの中から、自己反省の点を含めて、思いついたことを書きしるして、とくに若い人たちの参考に供したいと考えています。
 
 
 
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by nakayama_kenichi | 2005-06-15 21:30