瀧川ゼミ生の会
2005年 04月 11日
私どもは1953年の卒業ですが、この年は旧制大學の最終期生と新制大學の一期生とが重なったため、卒業生の数が倍に膨れ上がり、未曾有の就職難だったことを思い出します。ゼミ生は卒業して分散しましたが、私のほか何人かは大學院に残りました。瀧川先生は翌年から学長になられましたので、瀧川ゼミも実は1年のみで、私どもの学年が最後となっています。
当日の出席者からは、この会を是非続けたいという強い希望が出ましたので、とりあえず次回は、2005年12月の第2日曜日(12月11日)に開催することを全員で確認して散会しました。そこには、いつまで生きられるか分からない世代の思い入れがあるといってよいでしょう。
私自身は、その後も瀧川先生を指導教授として、刑法の勉強を始めることになるのですが、瀧川先生の思い出については、また次の機会に書くことにします。
第2回目の瀧川ゼミの会について、この欄で報告する機会があることを心から願っています。