旧制静岡高校のクラス会
2010年 04月 04日
しかし、実際には、時が経つにつれて、「クラス会」や「同窓会」を継続して行くことは、出席者の減少や、世話人の不在などの原因から、次第に困難となり、長期の中断から自然消滅に至ることも多いのが現実だと思われます。
私自身に関しては、余呉小学校のクラス会は中断したまま、虎姫中学校のクラス会は継続中、清水高等商船学校の分隊のクラス会は一度もなし、静岡高校のクラス会は継続中、京大の瀧川ゼミ生の会は継続中という状態ですが、今回は、関西からは会場が遠いためにこれまであまり出たことがない静岡高校24回文1(文科1類)の最近のクラス会の報告が「同窓会誌」に掲載されているのを、写真と照合しながら懐かしく読みました。
「今回も、K君のお世話で、恒例の12月第1土曜日(2009年12月5日)、東京の学士会館で開催されました。幸いこの1年は、高齢にもかかわらず物故者もなく、存命の28名中12名の出席予定で、結局10名の参加となりました。昨年の会合では、肉と魚の選択で年せいか圧倒的に魚が多かったので、今年は魚としました。食事が一段落した後、近況報告に移りましたが、S君の孫自慢のほかは、いつもどおり、健康(病気)の話や日常の暮らし方の情報交換のほか、今年は、現政権に対する批判や不安、国の将来に対する憂慮などが、こもごも語られ、老いても政治に対する関心と情熱の強さが久々に感じられました。次回も、今年の12月第1土曜日、場所も学士会館と決め、再会を約して2時間の会合を終わりました」(旧制静岡高校同窓会報『龍爪』2010年3月、所収)。
私も今年は、何とか一度顔を出したいと考えています。