最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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「一日一善」のその後

 マンションの廊下を一緒に散歩する「一日一善」のボランテイア活動は、昨年の5月から始まりましたが(「ブログ」09年5月7日)、年を明けてもなお、毎日、朝食後と夕食後の2回、ほとんど休まずに、もう8ヶ月以上も続いています。90歳の老婦人のリハビリの歩行運動を援助しているのですが、今ではもう日課の中に入ってしまったようで、私自身の運動にもなっています。
 15階建ての高齢者用マンションの2階に食堂があり、老夫婦と一緒に食事をした後、手押し車で歩く老婦人の先導役をしながら、まずは2階の廊下を歩き、次はエレベーターで私の部屋のある15階まで上がって、15階の廊下を歩き、その後はまたエレベータで3階まで降りて、3階の廊下を歩き、そこで90歳のご主人と合流した後、ご自分の部屋までの10m位は、手押し車を離して、手をつないで歩くというのが、いつものコースとなっています。
 なぜそのようなことになったのか、はっきりしないのですが、いつの間にか家族の一員のような関係ができてしまったようです。廊下を歩いていて、知らない人と出会ったとき、息子さんですかといわれたのには驚き、大笑いになりました。自分の母親や家内に対してもしなかったことをしているのですから、我ながら不思議な出会いの縁があったものだと感じています。
 この老婦人は小柄で子どものように明るく、素顔はピンク色のつややかさで、笑顔が素敵なだけでなく、現にリハビリの効果もあって、最初は不安定なすり足で、危なかったのですが、最近では、足も上がって姿勢も安定し、だいぶすらすらと歩けるようになってきました。やがて手押し車なしで歩けるようになることを願っています。
 朝食も夕食も時間通りに食堂まで降りてきて、あまり運動もされないのに、食欲は十分にあり、90歳(卒寿)の老夫婦の元気さと明るさに、入居者一同癒されています。
 
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by nakayama_kenichi | 2010-01-13 13:38