2010年1月1日
2010年 01月 01日
食堂では、入居者があちこちで新年の挨拶をして、元旦の祝い膳を賞味しながら笑顔で新しい年を迎えました。去年の正月からもう一年も経ったのかといいつつも、年が改まる正月はやはり目出度いものというのが、われわれ高齢者にとってもあてはまるようです。雲井先生のご講演にもありましたように、過去を追うことも、未来に託することもなく、『今』をどのように生きていくべきなのかが問われていることになります。
今年の元日は、朝食後からまず初仕事として、雑誌原稿の執筆に着手したのですが、、急に思い立って外出しました。風が強いのが気になりましたが、心機一転の気持ちで、近江神宮の方向に歩き始め、境内から宮殿までの階段を登る頃には、体は暖かくなり、汗が出て、しばらく休憩しながら、参拝客やテント店などを眺めていました。去年と同様に、広い境内が人よりも車で埋まってしまうという異様な風景が恒常化してきているようです。
帰りもマンションまで歩きましたが、かなりの道のりがあって、いささか疲れました。しかし、今年も元日からかなり運動したことは、良い出発点になったと思っています。足腰の衰えを防ぐには、まず「歩く」ことが最も基本的で効果的な方法であると分りながら、次第に歩く機会が少なくなくなるというのが一般的な傾向だといえるからです。
元日の午後は、喪中にもかかわらず送られてきた年賀状を読み返し、その返信をできるだけパソコンのメールですませるという方法をとりましたが、それでも結構時間を要し、結果的には、元日には研究上の初仕事は着手しただけで終わりそうです。
「ブログ」で新年の挨拶をし、今年もどうかよろしくと申し上げます。