最近大学を離れ、論考を公表する機会が少なくなってきました。論文として公表する以外の資料や感想文などを公開する場を持ちたいと考え、このブログを開設しました。


by nakayama_kenichi
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共に生きる

 2月25日(水)の午後、「雲井昭善先生のお話を聞く会」の2回目が、このマンションの中で開催されました。前回ほどではありませんでしたが、大勢の入居者が一堂に会して、先生のお話を真剣な面持ちでお聞きし、大學での講義を聞くような何かアカデミックな雰囲気を感じました。
 テーマは「共に生きる」というもので、人類を世界的に捉えたとき、「共存」「共生」「環境」「平和」が問題となるが、今日は「共生」について語るといわれ、話は自然とご専門の「仏教」から始まりました。釈迦の教えから始まり、その弟子達が説いた教えの中でも重要なのは、①足ることを知る、②生きとし生きるものとして、自制する、③世の人々に対して貪り、怒り、害することをしない、④われがわれがという慢心を離れる、という点にあること、そして、「貪欲」「怒り」「愚痴」の3毒を消して行く努力が必要であることを諄々と説かれました。
 人々との共生のためには、「寛容の心」「感謝の心」「報恩の心」が必要であるとし、人々が互いに支え合うためには、人に接するときには春風のようにやさしく、自分に対しては秋霜のようにきびしくしなければならないといわれました。
        春風以接人  秋霜以持己
 私自身も、「継続は力なり」という言葉とともに、久しぶりに「共に生きる」の生き方の根本に思いを致す機会に恵まれ、さわやかな気持ちになりました。そして、94歳とはとても思えない先生のパワーと抜群の記憶力に改めて驚嘆しました。
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by nakayama_kenichi | 2009-02-25 21:21