かつての中国人留学生の来訪
2009年 02月 09日
私は、1980年代に2度、中国を訪問していますが、1回目は上海と北京、そして2回目が北京と西安の大學で刑事法の研究者と親しく面談し、日本の刑法について講演をしたこともありました。K氏との関係は、すでにご父君が中国から名古屋の愛知大学に留学中に、息子さんを京大に留学させてほしいと依頼されたもので、それ以来の長い付き合いになります。
K氏のご父君がすでに他界されているのが残念ですが、2回目の中国訪問の際には、現地で大変お世話になったことがあります。もう細かいことは忘れているのですが、今回K氏から聞いて、改めて昔の留学記録を再確認したいと思うようになりました。
そのうえ、今回のK氏との再会を機会に、半ばあきらめかけていました中国の南京訪問を、今年の秋にでも思い切って実現しようかという気分が湧いてきました。もう最後の機会だという以上に、今関心をもっています韓国の「国民参与裁判」や日本の「裁判員裁判」との比較で、中国での動きを知りたいという研究目的もあるのです。
K氏との再会で、今年の秋の課題がまたひとつ増えそうです。